「人は、なぜ役目を終えたものを手放せないのだろう?」
長距離ランニングをしながら大愚和尚の一問一答を聞いていました。
その動画では、40代の男性からの相談が紹介されていました。
25年勤めた会社で仲間だと思っていた人たちとの関係が崩れ、半ば自主退職する形になったそうです。その際に「99%の社員はあなたのことを嫌っている」と相談者が言われたと動画内では語ってました。
そこで大愚和尚はお釈迦様が唱えた「筏の例え」を出しました。
大海原を渡るために、人は筏を作ります。
苦労して海を渡った後、その筏には当然愛着も湧くでしょう。
しかし、役目を終えた筏まで背負って陸を歩く必要はない。
そんな教えでした。
その話を聞いて、私にも少し似た経験があると思いました。やはり私も執着があるし、消化できてない部分もあります。
それはきっとそれでも楽しかった日々、彼らを仲間だと思ってた日々がありそれが苦しめるのではないのかと思います。
繋がりがしがらみに変わるイメージです。
ただ、大愚和尚は幸運なことに新しい岸へと移動出来たのだから、今までの経験だけを持っていけば良いと言っていました。
確かに今までその大海原を渡った経験は確実にあります。前を向いてその経験だけを持っていこうと私自身も思えました。
まだ完全に手放せたわけではありません。それでも、これまでの経験だけを持って、新しい海を渡っていこうと思います。
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