人は、なぜ変われるのだろう?
武蔵小杉へ向かうバスの中で、そんなことを考えていました。
一言で言うと、人は変わる必要性を感じた時に変われるのではないかと思います。
私自身の話をすると、幼少期から中学3年生までは引っ込み思案で、極力口を開かないような人間でした。
特に中学時代は部活動にも所属せず、友達もいませんでした。
高校へ入学する時、初めて「変わる必要性」を感じました。
人とコミュニケーションを取れないまま大人になることに、不安を覚えたからです。
高校では自分から人に話しかけるようになりました。
ただ、その反動だったのか、人を見下したり、悪口を言ったりすることも増えてしまいました。
人と話せるようにはなりましたが、今度は別の弱さが顔を出したのです。
それでも、36歳までは自分を変えようとは思いませんでした。
転機になったのは、37歳の時に母が亡くなったことでした。
人生を振り返った時、初めて自分の人間性と向き合いました。
「このままの自分で、もし何かを成し遂げたとして、本当に一緒に喜んでくれる人はいるのだろうか。」
「私は、これまでずいぶん自分本位に生きてきたのではないだろうか。」
そんな問いが、自分の中に生まれました。
それ以来、私は「人のために生きる」ということを一つのテーマにして、人と接するようになりました。
人は、なぜ変われるのだろう?
その答えは、変わろうという明確な意思を持てた時だからなのだと思います。
そして、その意思は誰かに与えられるものではなく、自分自身が「変わりたい」と心から思えた時に初めて生まれるものなのかもしれません。
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